広済寺の法語掲示板 その71



 
毎日暑いですね。
 
早々に夏バテしそうな私ですが、
境内を見渡すと雑草が大繁殖!
 
雑草も夏バテしてくれないものでしょうか・・・。

 
 
先日の雨の日に庭を見てみれば、
今度はダンゴムシが大量発生!
 
壁までビッシリの異様な光景に唖然としつつも
ネットで調べてみると、
ダンゴムシは土を豊かにしてくれる益虫とのこと。
 
ホッとしたのも束の間、
一方で植物の新芽や葉・根も食べてしまう
害虫でもあるのだとか。

 
 
さらには「不快害虫」とも分類されており、
意味は「人間や作物などを害するものではないが、
形の気味悪さや大発生などで嫌がられる虫」とのこと。
 
人間の都合で言いたい放題ですね(笑)

 
 
「いのち」を「いのち」として見れない私。
 
多くのいのちを傷つけながら生きる私です。

 
 
「ダンゴムシさん、だ~いすき!」
と大発生を喜ぶ4歳になる娘の心に、
少しうれしく思いました。
 


★『広済寺寺報』第76号発行★

7月25日、 『広済寺寺報』 第76号を発行しました。



今号の内容は、

8月7日(水)は広済寺で!五位組夏休み子ども大会♪

坊守のつれづれ日記

千夏のきときと日記

住職コラム

などです。

 
また、

7月31日(水)・8月1日(木)に勤まります

黎明講座

そして、

9月22日(日)に勤まります

秋季彼岸会

の予定も記しておりますので是非ご覧ください。

 
『広済寺寺報』 第76号 は こちら から
 


広済寺の法語掲示板 その70



 
昨年の十月末に前坊守が往生して、
早くも七ヶ月が経ちました。
 
家族が一人いなくなるというのは寂しいことですが、
時が経つにつれ、
新たな日常にも慣れてきたところです。

 
 
前坊守は、
もうすぐ四歳になる娘(前坊守からみれば曾孫)の面倒を
いつも見てくれていました。
 
小さな娘にとっては、
九十八歳のひいばあちゃんが
一番良い遊び相手だったようで、
友だち同士のようにケンカすることもしばしば。
 
いつも娘と同じ目線で
接してくれていたからなんでしょうね。

 
 
そんなかわいいケンカも
今では見られなくなってしまいましたが、
ことあるごとに
娘は「ひいばあちゃん」との話をしてくれます。
 
その話を聞く坊守(前坊守の娘)の嬉しそうなこと。
 
家族も皆が笑顔にさせてもらっています。

 
 
今は亡き前坊守が、
仏さまとなって今度は私たちの今を
育んでくれているようです。
 


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