今月 『五位組だより』 が発行されました。
五位組とは、広済寺が所属する浄土真宗本願寺派のお寺の地域グループです。
五位組は18ヵ寺より構成されているのですが、ご門徒のみなさんにはあまり知られていないのが実状であったと思います。
そこで毎年行っている五位組としての様々な活動、また各寺院での活動をみなさんにお知らせする情報媒体として、この組報 『五位組だより』 が創刊されました。
編集は、五位組の門徒推進員の方々が中心となって進めてくださいました。
みなさん忙しい中でこのように創刊を迎えることができたことは本当にありがたいことです。
どうぞみなさん、この 『五位組だより』 をご覧になって、仏様のみ教えをいただくご縁としていただければ幸いです。
P.S. 『五位組だより』 は こちら からもご覧になれます。
2010 年 9 月 24 日 4:38 PM |
カテゴリー : お知らせ |
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本日午後2時より秋季彼岸会が勤まりました。
正信偈のお勤めの後は、覚円寺若院の青木哲隆師から法話をいただきました。
笑いも交えながら、阿弥陀様とはどんな方かということについてお話いただきました。
スーパーの混雑したレジにおいて速いレジを見分ける3つのコツなどは、みなさん真剣に聞いておられました
楽しく笑いながら仏様のお話を聞けるって本当にうれしいですね
2010 年 9 月 23 日 4:24 PM |
カテゴリー : 行事報告 |
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9月18日・19日は笹川の秋祭りでした。
笹川の秋祭りは、青年団が中心になって獅子舞を行い、二日間かけて村中をまわって二日目の夜に「獅子殺し」が行われます。
18日の朝には広済寺にも獅子舞に来てくれました。
夏休みにラジオ体操に来ていた小学生たちも、この日は日頃の練習の成果を発揮してカッコよく獅子舞を舞っていってくれました。
ところで「獅子舞」とは神社の行事として知られているところだと思いますが、この「獅子」は仏教でもよく知られています。
「我建超世願 必至無上道(我、超世の願を建つ。必ず無上道に至らん。)」で始まる『重誓偈』にも、「常於大衆中 説法獅子吼(常に大衆の中にして、法を説きて獅子吼せん)」と「獅子」という語が用いられています。
「獅子」とはご存知のように百獣を畏伏させるほどに偉大な、想像上の獣です。
この「獅子」の咆哮(ほえる声)が百獣を畏伏させることから、全てのものを信順させるという仏さまの説法に喩えられ、「法を説きて獅子吼せん」と説かれているのです。
また「三人寄れば文殊の智慧」で有名な「文殊菩薩」が乗っている乗り物もこの「獅子」です。
「文殊菩薩」は、「普賢菩薩」と並んで、釈迦仏の脇侍の菩薩であり、普賢が「慈悲」、文殊は「智慧」をつかさどる菩薩とされています。
その智慧の威力を象徴するために「獅子」に乗っているのだそうです。
そこから考えてみると、「獅子殺し」という行事も興味深く思えてきます。
ネットで調べてみると、「獅子殺し」は富山・石川県しかないのでは?という情報もありました。
神道でも、「獅子」は魔除けの意味を持っているそうです。
神社にある狛犬、あれは対でありますが、両方狛犬なのではなくて、正確には「狛犬」と「獅子」とのこと。
一般的に、左が口を閉じた吽形で「狛犬」(古いものでは角が生えている)、そして右こそが口を開いた阿形で「獅子」なのだそうです。
熊野神社(笹川)の狛犬
熊野神社(笹川)の獅子
ですから「獅子」は昔から今に至るまで神社を守ってきたのだということになります。
いよいよ「獅子殺し」の由来が気になるところです。
「獅子」は冤罪で殺されてしまうのか?
「天狗」は「獅子」を退治するというよりも、あくまで疫病退治・悪魔払いをしてくれる「獅子」をあやす為の存在?
そうであるならばなぜ「獅子殺し」というものができたのか?etc
いろいろ興味が湧いてきます
その辺をご存知の方がおられればまた教えてください
とまあ、今回は珍しく長々と「獅子」について書きましたけれども、獅子舞の中でも「獅子殺し」というのは一番見所があるすばらしい行事です。
私も大好きで夜遅くまで夢中で見ていたものです
いつまでも続けていってもらいたいものですね
来年もカッコいい獅子舞を楽しみに待っていたいと思います
2010 年 9 月 20 日 2:21 PM |
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