広済寺の法語掲示板 その68



 
毎年あっという間に迎え、
あっという間に過ぎ去る年末年始。
 
二〇二三年もいろんなことがありましたが、
なんとか新年を迎えることができそうです。

 
 
「時の上に 新年も旧年もない
 人の上に 新年があり旧年がある」
という言葉があります。
 
なるほど、
時とは当たり前に流れていくものだけれど、
人間はそこに新年旧年と節目をつけました。
 
きっとそこには、
また今年も迎えることができたという
よろこびもあったのでしょう。

 
 
生きていればいろんなことに出遇っていきます。
 
うれしいこと、つらいこと。
 
しかしその度に、
当たり前でなく、
支えられた「いのち」であったことに気づかされます。

 
 
おかげさまの毎日です。
 
新年の節目には、
今年もまた迎えることができましたと手を合わせたいものです。
 


★『広済寺寺報』第73号発行★

12月30日、 『広済寺寺報』 第73号を発行しました。



今号の内容は、

前坊守の葬儀がお寺で勤まりました

住職コラム

千夏のきときと日記

坊守のつれづれ日記

などです。

 
また、

1月15日(月)・16日(火)に勤まります

御正忌報恩講

の予定も記しておりますので是非ご覧ください。

 
『広済寺寺報』 第73号 は こちら から
 


前坊守の葬儀が勤まりました

11月4日(土)・5日(日)に、
広済寺第21世坊守(前坊守)廣浄院釋尼妙澪(俗名 福田澪子)の葬儀が執り行われました。

前坊守の葬儀が勤まりました

 
前坊守は10月30日(月)に行年九十九歳で往生しました。
 
直前まで元気にしていたので突然のことでありましたが、
ご門徒さんや地域の方々に支えられ、
無事にお寺で葬儀を勤めることができました。

 
 
20年前の前住職の葬儀の際は、
本堂が修復中のため葬祭ホールが会場でした。
 
よってお寺での寺族の葬儀は、
前々坊守の葬儀以来、
実に40年ぶりのものでした。

 
 
当日はたくさんの方々にお参りいただき本当にありがとうございました。
 
また葬儀に際して、過分な香典を頂戴し、深く深く御礼申し上げます。

 
 
多くの支えの中で広済寺は護持されてきました。
 
これからも門徒・地域の皆さんのお寺であり続けるよう、
寺族として励んでいきたいと思います。
 
今後とも広済寺を宜しくお願い致します。
 


仏陀の言葉

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