今年の夏も、お寺は、小学生の子どもたちの声で賑わいました
毎年夏休みになると、地元の子どもたちが広済寺にラジオ体操をしに集まってきます。
ラジオ体操の前にお寺で勉強、体操が終わったら仏さまにお参り、そしてお寺の掃除、というのが、この村の伝統となっています。
他にも、スイカ割りや・・・、
スーパーマーケットでお買い物をして・・・、
そしてバーベキュー!、
また、お盆の後のお墓掃除・・・、
夏休みの最後には、六年生が調声(お勤めのリーダー)になってお参りをしました
今年の夏も大変楽しい夏休みとなりました!
もうすでに来年の夏が待ち遠しくなっております・・・
2014 年 8 月 31 日 2:27 PM |
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年末に、東北は福島県へ行ってきました
二年前から続いている、福島県でのお餅つき。
飯舘村の方々が住んでおられる仮設住宅を訪れ、そこでお餅つきをさせていただいています。
2012年2月21日 年末に飯舘村の方々と餅つきに~前編~
2012年2月23日 年末に飯舘村の方々と餅つきに~後編~
2012年12月31日 年の瀬の福島へ
今年で三年目を迎え、お餅つきの他にうどんも作ろうということになりました。
12月25日に高岡を出発し、先ずは福島市にある福島県復興支援宗務事務所へ。
南相馬市光慶寺の白江順昭ご住職に原発被害の現状についてお話をうかがいました。
翌日26日から餅つき開始。
この日は、福島駅近くの吉倉宿舎へ。
今回はうどん作りも。
富山特産の「昆布巻蒲鉾」も入りました。
うどんはやはり温まりますね
餅つき開始!
出来たてでいただく分の他に、お正月用のお餅も作ります。
出来たてのうどんに出来たてのお餅を入れて食べる「力うどん」は最高でした
午後からは再び福島県復興支援宗務事務所に戻り、飯舘村善仁寺の杉岡誠ご住職に原子力災害の現状についてお話をうかがいました。
三日目となる27日は、松川工業団地第二仮設へ。
ここでも餅つきとうどん作りを。
ここ松川第二は、お年寄りの方々が比較的多いのですが、元気いっぱいの方々がたくさんおられます。
餅をつく力強い姿と威勢の良い掛け声に、こちらが元気をいただいた思いでした
2013年12月4日で東日本大震災発生から1000日が経ちました。
避難しておられる方々も、この歳月の経過と共に、それぞれのご縁がある場所に移住され、そしてその地に定住化するという方も増えてきておられるそうです。
故郷を離れるということ。
今まで住み慣れた土地を離れるというのは決して簡単な決断ではないのではないでしょうか。
誰も自ら望んで故郷を離れたいとは思いません。
そうせざるを得ない現実があるのです。
一方で、自分たちの土地を離れずに復興を願い頑張っておられる方々もおられます。
また、どうすればよいか迷いながら苦しみながら日々を暮らしておられる方も多いと聞きます。
福島には、被災地には、皆それぞれに今も震災と戦っておられる現状がありました。
P.S.
~松川第二にて記念撮影~
2013 年 12 月 30 日 12:52 PM |
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先月9月18日(水)から20日(金)まで、宮城県に行ってきました。
もうお馴染みとなった深夜移動なのですが、途中の福島県磐梯山SAでビックリ!
なんと気温が11℃だったのです
やはり東北は違うなと思いながらも、しかしその分だけ昼間も涼しいだろうと期待しつつ仙台に入りました。
朝の仙台別院。
ここで荷物を降ろし、19日の作業先である名取市へ。
名取市閖上(ゆりあげ)の日和山。
ここ一年で日和山そのものは随分整備されました(周辺はほとんど変わりないように見受けられます)。
※ちょうど一年前の閖上地区の日和山の写真がありましたので参照ください
(2012年9月29日 仙台に行ってきました)
作業前に、日和山にある神社のお世話をしておられる方から、震災時のことについてお話しくださいました。
閖上地区の人口は震災前、5000人ちょっとだったそうですが、震災で実に700人を超える方が亡くなられたそうです。
現在は、引っ越しなどでさらに人口が激減してしまっており、残った人たちで力を合わせ町の復興に向けがんばっているとのこと。
特に子ども達を持つ家庭が、子育ての面から引っ越しを余儀なくされているそうです。
現在、減少してしまった人口の中で、前と同じように活気ある商店街などを営んでいくのは大変難しい。。。
しかし子ども達が戻ってくるためにも、難しい中でも諦めることなく復興の火を灯し続けていきたい!
そんな強い思いが、この閖上地区のシンボルともなっている日和山に込められているように感じました。
この日は、日和山周辺の草刈りを行いました。
後日予定されている復興イベントで使うスペース確保のため。
一面草だらけのところを黙々と刈っていきます。
真夏のような暑さ。。。
一日で結構刈ることができました
日和山には、この日もたくさんの方が訪れていました。
タクシー、県外ナンバーの車やバス。
日和山にはひっきり無しに人が来ているようでした。
一面の荒野となってしまった閖上地区で、
来てくれた方々が草刈りをしているボランティアたちの姿を見ることで、
復興への道を「今も」歩んでいるのだということが伝わっていくのではないかと思います。
夜のミーティング。
武蔵野大学から30人近く学生が来ておりビックリ。
彼らが被災地で生に感じたことを地元に戻って伝えることで、支援の輪がまた新たに広がりつながっていく。。。
翌20日、お朝事を終え、
仙台市宮城野区の津波復興支援センターへ。
今回は、若林区の民家にて、耕作予定地の鋤き返し作業・土留め作り・草むしりなどでした。
この日も、大変暑い日に。。。
住んでおられる方が大変気さくに声をかけてくださり、一緒に参加した学生たちも盛り上がって、元気あふれる支援活動になりました。
お話をうかがうと、今回の活動地周辺には現在4人しか住んでおられないとのこと。
震災前は家でいっぱいだったのに・・・、と仰っておられました。
仙台の中心地からほど近いところでも、震災前とは変わり果てた姿のままでした。
復興は間違いなく前に進んでいるのですが、まだまだするべきことは山のようにあります。
震災から二年半。。。
東北では、今日も頑張り続けて、一日一日を懸命に生きている方々がおられます。
2013 年 10 月 8 日 2:56 PM |
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