神戸別院&山口別院~前編~

先週末、山口県の友人の結婚式に行ってきました。

高岡から神戸までは電車を使い、そこからは先輩僧侶の車に乗せてもらって山口へ向かうことに。

神戸に迎えに来てもらう時間まで余裕があったので、日頃から気になっていた 神戸別院 に参拝させてもらいました。

神戸別院は、別名モダン寺とも呼ばれる特徴的な外観を持つ、浄土真宗本願寺派の別院です。

モダン寺は本堂も大変ユニークです。

至る所に、仏教遺跡をモチーフにしたデザインが施されています。

例えばこの宮殿の屋根は釈尊成道の地、ブッダガヤの大菩提寺 を模しているのだそう。

前卓、礼盤もおもしろいデザインですね。

この神戸別院、1995年の阪神大震災時には老朽化によりちょうど再建中で、ご本尊や仏具は修復の為に京都に移されており、被災を免れたのだそうです。

ですからご本尊・仏具などは全て以前のモノが用いられているそうで、今では歴史の重みも持ち合わせたモダン寺となっています。


こんな動画がありました。


報恩講が勤まりました。

11月5日(金)・6日(土)の二日間、広済寺において報恩講が勤まりました。

この報恩講は一年の内で一番大きな行事です。

今年もこの法要をお迎えするために、たくさんの方々が何日も前から準備を手伝ってくださり、無事お迎えすることができました。

今年からは御伝鈔拝読もはじめました。

蝋燭だけを灯した暗がりの中での御伝鈔拝読は、参拝者の方々に興味をもって参拝していただけました。

写真は撮れなかったので、京都西本願寺での御伝鈔拝読の写真を掲載しておきます。

子供報恩講と仏教婦人会報恩講の献灯の様子です。

お斎もたくさんの方々に召し上がっていただきました。

今年は初めてお寺の報恩講に来てくださった方もおられて大変有り難く感じました。

この報恩講は真宗寺院で一番大事な行事であるとともに、門徒さんみんなで一緒になってお迎えする大きな大きな行事です。

この大切な報恩講をみなさんのお力によってお迎えできているのは本当に有り難いことです。

また来年も力を合わせてこの報恩講をお迎えしましょう!


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