広済寺の法語掲示板 その74



 
世界中がコロナに怯えた時代から、
人間同士でいがみ合う「争い」が益々拡大し、
世界中で「分断」が進む現在。
 
トランプ大統領の再登場で、
世界が「融和」に向かうのか、
それとも・・・。

 
 
人間は昔から「争い」を繰り返してきました。
 
お釈迦様の時代もそうです。
 
しかし、
だからこそ「教え」を尊び、
「争い」と向き合ってきた歴史も人間にはあります。

 
 
お釈迦様の説かれたお経には
「当相敬愛」とあり、
「お互いに敬い合う」ことこそ
大切であると説かれます。

 
 
仏教徒は仏様を拝みますが、
「拝む」とは
心から「敬う」ということです。
 
お互いに心から敬い合う世界へ。
 
決して簡単なことではないですが、
それが説かれ次の時代へと伝えられてきた背景を思う時、
「争い」に苦しんだ先人たちの
深い悲しみを思わずにはいられません。
 
先を歩まれた方々からの願いともいうべき「教え」を、
これからも大切に聞いていきたいと思います。
 


★『広済寺寺報』第79号発行★

3月15日、 『広済寺寺報』 第79号を発行しました。



今号の内容は、

広済寺探検隊!~墓地を歩く~

仏事の疑問Q&A~お講~

千夏のきときと日記

住職コラム

4月19日(土)は広済寺仏教婦人の集い

などです。

 
また、

3月20日(木)に勤めります

春季彼岸会

の予定も記しておりますので是非ご覧ください。

 
『広済寺寺報』 第79号 は こちら から
 


広済寺の法語掲示板 その73



 
今年も気がついてみればもう年の瀬。
 
「今年こそは」と思っていたのも束の間、
時間が経つのは本当に早いものですね。

 
 
思えば一年前の今頃も
同じように思っていました。
 
もっと言えば
その前の年も、
そのまた前の年も・・・。
 
初めこそ
「今年こそは!」と張り切るのですが、
一旦崩れると
なかなか上手くはいかないものです。

 
 
「今この一秒の集積が一日となり、
その一日の積み重ねが、一週間、一ヶ月、一年、
そしてその人の一生となっていく」(稲盛和夫)
 
という言葉があります。

 
 
「今年こそ」と
大きく見ることも大事ですが、
まずは「今この一秒」を
大事にすることからですよね。

 
 
先延ばしではなく、
「今」を見ていく。
 
今年最後の反省です(汗)
 


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