広済寺の法語掲示板 その76



 
私たちは皆それぞれに
意見を持って生きています。

 
 
食事を例にすれば、
「もう充分」という人、
「もっと欲しい」という人、
中には「まだ食べてない!」という人、
それぞれに意見がでるでしょう。
 
各々で
腹の減り具合・普段からの生活環境といった、
立場(背景)が違いますものね。

 
 
しかし、意見の違いは時に対立に発展し、
あげく争い(戦争)まで
引き起こしてしまうことも。
 
そして、いざ対立すれば、
相手を自分とは違う
異質で変わった人
と見なしてしまう私がいます。
 
自分自身、
立場(背景)が変われば
意見を変えるにも関わらず・・・。

 
 
忘れてはならないのは、
意見が違っても、
お互いが同じ人間だということ。
 
決して異質で変わっているのではなく、
立場(背景)が違うだけの
同じ人間です。

 
 
まずは、
お互いの立場(背景)に目を向けることから。
 
争い(戦争)をなくすには、
お互いが相手を思いやる心を。
 
簡単なようで難しい
人類全体の命題です。
 


★『広済寺寺報』第81号発行★

7月26日、 『広済寺寺報』 第81号を発行しました。



今号の内容は、

護持会が新体制でスタート

今年のお盆は一味違う?

千夏のきときと日記

五位組大法要&おかみそり

などです。

 
また、

7月31日(木)・8月1日(金)に勤まります

黎明講座

そして、

9月21日(日)に勤まります

秋季彼岸会

の予定も記しておりますので是非ご覧ください。

 
『広済寺寺報』 第81号 は こちら から
 


広済寺の法語掲示板 その75



 
長嶋茂雄さんといえば、
「ミスタージャイアンツ」・「燃える男」と親しまれた
国民的スター選手。
 
現役引退後も、
変わらない明るさとその情熱、
またお茶目さに
多くの方が魅了されたのではないでしょうか。

 
 
長嶋さんがでてくるだけで、
パッとその場が明るくなる。
 
本当に「華のある」
お人柄だったと思います。

 
 
しかしそんな長嶋さんも、
息子一茂さんとの対談では、
「人生はいつもスランプ」だったとのこと。
 
苦渋を舐めることばかりだった。
 
意外ですよね。

 
 
今回の法語は、
その長嶋さんの言葉です。
 
そんな苦渋の日々に対し、
喜び、楽しむ。
 
長嶋さんだからこその言葉かもしれませんが、
どこか私たちにも
元気をくれる言葉です。

 
 
「燃える男」は
これからも私たちの心を
その情熱で照らし続けてくれます。
 
合掌。
 


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