2012 年 7 月

五位組連研第3回研修会

7月15日(日)の午後7時より、麻生谷の西光寺さんにて五位組連研第3回研修会が開かれました。

前半は仏壇のお荘厳について。

ご本尊、三具足や五具足、蠟燭の色の使い分け

などを学びました。

 
話し合い法座は、「浄土真宗といえば『他力本願』と『悪人正機』が有名だが、それらはどんな教えなのか?」がテーマ。

いきなり専門用語がでてきて難しかったかもしれませんが、一度は聞いたことがあるこの『他力本願』や『悪人正機』という言葉に対するイメージを皆で語り合いました。

『他力本願』とは「他人まかせ」という意味で使っているが、本当にそういう意味なのだろうか?

『悪人正機』とは「悪人」こそが阿弥陀さまのお救いの正しき目当てだそうですが、悪人を救える阿弥陀様だからこそ誰でも救うことができるということなのだろうか?一体何をあらわしているのだろう?

などなど、それぞれが持った疑問や問題点を確認し、門徒推進員さんの意見も交えながら、皆でこのみ教えについて考えました。

 
まとめの法話は、高岡市内島、教願寺の岡西法英先生。

み教えは今日だけですぐにわかるというものではないと思います。
これからも聞かせていただく中で、だんだんと受けとらせていただくものなのでしょう。
と最後に結ばれました。

この連研で学べることはごくわずかかもしれませんが、このご縁を大切にしていただき、日々の暮らしにおいても様々にみ教えに触れていっていただければと思います。

 
次回の第4回連研は、

9月9日(日)午後7時より、引き続き西光寺さんにて予定しております。


第四回蓮門会

7月1日(日)午後5時より、高岡市佐加野の光明寺さんにて、第四回蓮門会が開かれました。

蓮門会では、毎回のお勤めにおいて、門徒さんが調声をしています。

門徒さんが中心となった聞法の集いであることがあらわれた光景ですicon_surprised.gif

今回は、ご講師の到着が遅れたため、その間、蓮門会会長がお話しくださいました。

ご自身の戦争体験を語ってくださり、戦争を知らない世代である私たちは、皆真剣に聞き入りました。

さて、ご講師が到着してからはいよいよ講義開始。

今回は歎異抄の第14条でした。

お念仏に滅罪の功徳があるのか、という内容。

つまり、お念仏申すたびに罪が消える(自らのお念仏で罪を消して往生しよう)という間違った主張が当時あったとのこと。

その主張に対し、信心正因・称名報恩という宗義を明らかにされていくところです。

難しい内容ですが、わかるところから少しづつという感じで、皆で聴聞させていただいておりますicon_razz.gif

 
次回は、少々間を置いて、10月7日(日)午後4時より、高岡市笹川の広済寺にて開かれます。

皆様のご参加をお待ちしております!


仏陀の言葉

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