初めてのお寺参り~初参式~
5月12日午前10時30分より、広済寺において初参式が開かれました。
初参式とは、新たないのちとして生まれた赤ちゃんが初めてお寺にお参りするという儀式です。
赤ちゃんにとって初めての仏縁となるこの儀式ですが、同時に親にとっても、親として生きる出発点であり、子によっていただいた尊い仏縁でもあります。
今回広済寺では、はじめて初参式を執り行いました。
まだまだ不慣れな運営にも関わらず、0歳児から小学1年生まで、9名もの子どもたちが参加してくださいました。
念珠と式章(首に掛けるもの)のプレゼントの後に、皆でお勤め。
初参式についての消息拝読の後、
お焼香。
お祝いのことば、記念品贈呈で閉式。
皆で記念撮影。
初参式後は、「願いの手紙」と題し、20歳になる我が子への手紙を書くという作業をしました。
両親・家族・様々な方々の願いの中で生まれてきた、新しいいのち。
これからいよいよ苦しくもあり楽しくもある人生を生き抜いていかなければならない新しいいのち。
そんないのちの誕生に際し、生まれてきた子に対する様々な願い・思いを言葉にして手紙にしてもらいたく思いました。
あらゆるいのちは皆、願われているいのちです。
今はまだ小さないのちですが、これから20歳になる頃、様々な願いの中で育ってきたんだということを感じ、生きる力にしてもらいたい。
そんな思いで、この「願いの手紙」ということをしてみました。
皆さんそれぞれの願いの中で、真剣に手紙を書いてくださいました。
子どもたちも、将来の自分に対して贈り物。
手紙を書き終えたら、最後に皆でお斎(食事)をして終了。
婦人会の方々の協力もあり、まだまだ不慣れな初参式でしたが、なんとか形にすることができました。
お世話になった皆さま、ありがとうございました。
今回書いてくださった手紙は、お寺にて大切に保管させていただきます。
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