福島にてお餅つき
年末に、東北は福島県へ行ってきました
二年前から続いている、福島県でのお餅つき。
飯舘村の方々が住んでおられる仮設住宅を訪れ、そこでお餅つきをさせていただいています。
2012年2月21日 年末に飯舘村の方々と餅つきに~前編~
2012年2月23日 年末に飯舘村の方々と餅つきに~後編~
2012年12月31日 年の瀬の福島へ
今年で三年目を迎え、お餅つきの他にうどんも作ろうということになりました。
12月25日に高岡を出発し、先ずは福島市にある福島県復興支援宗務事務所へ。
南相馬市光慶寺の白江順昭ご住職に原発被害の現状についてお話をうかがいました。
翌日26日から餅つき開始。
この日は、福島駅近くの吉倉宿舎へ。
今回はうどん作りも。
富山特産の「昆布巻蒲鉾」も入りました。
うどんはやはり温まりますね
餅つき開始!
出来たてでいただく分の他に、お正月用のお餅も作ります。
出来たてのうどんに出来たてのお餅を入れて食べる「力うどん」は最高でした
午後からは再び福島県復興支援宗務事務所に戻り、飯舘村善仁寺の杉岡誠ご住職に原子力災害の現状についてお話をうかがいました。
三日目となる27日は、松川工業団地第二仮設へ。
ここでも餅つきとうどん作りを。
ここ松川第二は、お年寄りの方々が比較的多いのですが、元気いっぱいの方々がたくさんおられます。
餅をつく力強い姿と威勢の良い掛け声に、こちらが元気をいただいた思いでした
2013年12月4日で東日本大震災発生から1000日が経ちました。
避難しておられる方々も、この歳月の経過と共に、それぞれのご縁がある場所に移住され、そしてその地に定住化するという方も増えてきておられるそうです。
故郷を離れるということ。
今まで住み慣れた土地を離れるというのは決して簡単な決断ではないのではないでしょうか。
誰も自ら望んで故郷を離れたいとは思いません。
そうせざるを得ない現実があるのです。
一方で、自分たちの土地を離れずに復興を願い頑張っておられる方々もおられます。
また、どうすればよいか迷いながら苦しみながら日々を暮らしておられる方も多いと聞きます。
福島には、被災地には、皆それぞれに今も震災と戦っておられる現状がありました。
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