お寺で郷土の歴史を学ぶ
3月16日(日)午後七時より、石堤の長光寺さんにて、五位組歴史講座が開かれました。
御講師は、今年も樽谷雅好先生。
今回は「古代から中世にかけての五位組地域」をテーマにお話し下さいました。
小矢部川の左岸を通っていた「山根道」に沿いながら、
各地にまつわる様々なお話を紹介下さいました。
五位組地域にも、色んな昔話が伝わっているようで、
中でも国吉の「塩売り石」の昔話は、
あの「まんが日本昔ばなし」で放送されたほど!
身近なことって、案外知らないことが多いですよね
広済寺近くでは、
立野の「おたん清水」、
一歩二歩の「一歩の菩提樹」
というお話があるそうです。
皆さん、知っておられましたか??
実は今回、広済寺のある笹川に関係するお話もありました。
笹川にあるこの仏様は、今からもう20年以上も前に建てられたもの。
当時から変わった仏様だなあとは思っていましたが、実はこれ大変歴史あるものだったのです。
高岡新西国33観音霊場というのがあるのだそうで(詳細はこちら)、
その18番札所になっているのが、この仏様だったのです!(詳細)
正式には如意輪観音菩薩であり、この笹川の観音様は、全札所の中で最も原型を留めている石仏とのこと。
非常に身近なところのお話に、大変興味深く聞き入ったことでした。
この五位組歴史講座は、一年に一回、3月に行われます。
次回も多くの方のご参加をお待ちしております!!
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