広済寺の法語掲示板 その72



 
八月下旬の十日間、
若坊守が京都へ研修に行っていました。

 
 
若坊守の不在中、
子どもの世話は私が担当。
 
保育園の準備に洗濯、風呂、
寝かせるまで(こちらが先に寝ていたかも)、
私にとっては大忙し。
 
坊守のおかげでご飯の準備は助かったのですが、
家事の大変さを実感したことでした。

 
 
普段は若坊守がほとんどやってくれるので、
私は気まま。
 
都合の良いところだけ手伝って、
後はやってくれて「当たり前」、
なんて思っていたらバチが当たりますよね(汗)。

 
 
いつもの「当たり前」から離れ、
見えてくる感謝の気持ち。
 
逆に言えば、
普段は様々なものに支えられているにも関わらず、
それが見えていないのが私たちなのかもしれません。

 
 
おかげ様を見つめ直す「報恩講」。
 
是非お参りくださいね。
 


★『広済寺寺報』第77号発行★

10月11日、 『広済寺寺報』 第77号を発行しました。



今号の内容は、

2年ぶりの報恩講 4日は子ども報恩講

今夏のお寺は子ども達で賑わいました

千夏のきときと日記

住職コラム

鐘楼堂の修復に向けて

などです。

 
また、

11月4日(月・祝)・11月5日(火)・6日(水)に勤まります

報恩講

の予定も記しておりますので是非ご覧ください。

 
『広済寺寺報』 第77号 は こちら から
 


広済寺の法語掲示板 その71



 
毎日暑いですね。
 
早々に夏バテしそうな私ですが、
境内を見渡すと雑草が大繁殖!
 
雑草も夏バテしてくれないものでしょうか・・・。

 
 
先日の雨の日に庭を見てみれば、
今度はダンゴムシが大量発生!
 
壁までビッシリの異様な光景に唖然としつつも
ネットで調べてみると、
ダンゴムシは土を豊かにしてくれる益虫とのこと。
 
ホッとしたのも束の間、
一方で植物の新芽や葉・根も食べてしまう
害虫でもあるのだとか。

 
 
さらには「不快害虫」とも分類されており、
意味は「人間や作物などを害するものではないが、
形の気味悪さや大発生などで嫌がられる虫」とのこと。
 
人間の都合で言いたい放題ですね(笑)

 
 
「いのち」を「いのち」として見れない私。
 
多くのいのちを傷つけながら生きる私です。

 
 
「ダンゴムシさん、だ~いすき!」
と大発生を喜ぶ4歳になる娘の心に、
少しうれしく思いました。
 


仏陀の言葉

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