今年は忘れることができないお正月になりました。
1月1日、
16時10分に発生した能登半島地震。
年の始め、
まさに元旦に襲った大地震は、
私たちの心に深い爪痕を残しました。
津波に土砂崩れ、
火に包まれる輪島の朝市。
当たり前だったものが
突然奪われていく光景に、
荒れくるった現実の厳しさを痛感させられます。
世界に目を向けてみても、
先の見えない争いばかり。
「外のこと。自分には関係ない」としてしまう私も、
思いやりの心がくるった、
やはり鬼なのでしょう。
思うままにならない、
荒れくるう私たちの世界だからこそ、
仏さまは「ともに歩むぞ」と
一人一人に語りかけます。
分けへだてなく手を取り合おうとされるそのお姿が、
私たちに大切なことを教えてくれているようです。
2024 年 3 月 20 日 11:00 PM |
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3月20日、 『広済寺寺報』 第74号を発行しました。
今号の内容は、
・広済寺の被災状況について
・能登半島地震 被災地へ支援活動
・千夏のきときと日記
・住職コラム
・4月20日(土)は広済寺仏教婦人の集い
などです。
また、
3月23日(土)に勤めります
春季彼岸会
の予定も記しておりますので是非ご覧ください。
『広済寺寺報』 第74号 は こちら から
2024 年 3 月 20 日 10:00 PM |
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毎年あっという間に迎え、
あっという間に過ぎ去る年末年始。
二〇二三年もいろんなことがありましたが、
なんとか新年を迎えることができそうです。
「時の上に 新年も旧年もない
人の上に 新年があり旧年がある」
という言葉があります。
なるほど、
時とは当たり前に流れていくものだけれど、
人間はそこに新年旧年と節目をつけました。
きっとそこには、
また今年も迎えることができたという
よろこびもあったのでしょう。
生きていればいろんなことに出遇っていきます。
うれしいこと、つらいこと。
しかしその度に、
当たり前でなく、
支えられた「いのち」であったことに気づかされます。
おかげさまの毎日です。
新年の節目には、
今年もまた迎えることができましたと手を合わせたいものです。
2023 年 12 月 30 日 11:15 PM |
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