五位組歴史講座が開かれました
3月25日(日)午後7時から、石堤の長光寺さんにおいて、五位組歴史講座が開かれました。
ご講師は、樽谷雅好先生。
「高岡御車山と宗教性/浄土教と熊野信仰」の講題でお話しくださいました。
関野神社の神事として知られる高岡市の御車山祭ですが、実はそう単純なものではないそうです。
山車(やま)がお寺の極楽寺さんまで巡行することや、仏教を連想させる釣鐘や五鈷鈴がてっぺんに飾られている山車もあるなど、御車山は仏教色を所々に残しているとのこと。
それらの疑問について、御車山のルーツを考察しながら、大変楽しくお話しくださいました。
話は越中に浄土教が広がった頃まで逆上り、また時宗の話や熊野信仰の話など、その話の興味深さについつい時間を忘れてしまうほどでした。
いつも何気なく見に行っていた御車山祭ですが、これからはまた違った角度で見ることができそうです
この歴史講座は毎年3月に開いています。
門徒問わずどなたでも参加自由ですので是非来年参加してみてくださいね。
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