第三回蓮門会

6月3日(日)午後4時より、福岡町赤丸の性宗寺さんにて、第三回蓮門会が開かれました。

今回は歎異抄の第13条。

当時、阿弥陀様の本願力に甘えて、どんな悪をも恐れないという方々に対し、「本願誇り」といって非難していた方がおられたようです。

一見、共感できるようにも思うのですが、唯円さんはこの非難される方の心持ちに対して厳しく戒めておられます。

 

「本願に甘え、悪をしてはいけない」といっても、
私というものは、しかるべき業縁があれば善でも悪でもどんな生き方でもするものです。

そのような私だからこそ、その私の全てを背負って本願を建てられた阿弥陀様が究極のよりどころなのです。

それを、「(本願に甘え)悪をしては救われない」というのは、
全てを背負って救いとるといわれる阿弥陀様の本願のお心を、
疑っているといえるのではないでしょうか。

「本願に甘えるな」と非難する方々も、
私と同じように不浄なる煩悩は具えておられるはすです。

それは「本願に甘えている」とは言わないのですか?

どのような悪を「本願に対する甘え」といい、どのような悪ならば「本願に対する甘えではない」といえるのでしょうか。

よって、「本願に甘えるな」と非難すること自体が、逆に幼稚な考えというものでしょう。

 

というような内容でした。(間違っていたら申し訳ありませんicon_eek.gif)

次回は7月1日(日)午後5時より、高岡市佐加野の光明寺さんにて開かれます。

多数のご参加をお待ちしております!


仏陀の言葉

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