第五回連門会
10月7日(日)午後4時より、高岡市笹川の広済寺にて、第五回蓮門会が開かれました。
今回は歎異抄の第15条。
あらゆる煩悩をそなえた身でありながら、「この世で」さとりを開くという邪義があったようです。
この世でさとりを開くというのは、能力のすぐれた人が行う難行の道です。
対して、次の世でさとりを開くというのが、他力浄土門の教え。
この教えは、能力の劣った人に開かれた易行の道であり、この教えこそ、善人も悪人も分け隔てなくなく救われていく教えだったのです。
この世でさとりを開くと言っている人は、お釈迦様のように、教えを説き人々を救うのでしょうか?
このようなことができてこそ、この世でさとりを開いたといえるのです。
阿弥陀様のお救いによって、迷いの世界に生まれ変わり死に変わりすることのないことを知らされますが、
このことを「さとり」とごまかしていってよいものでしょうか。
大変悲しいことです、
と第15条には示してあります。
次回は、2月3日(日)午後4時より、高岡市内島の教願寺さんにおいて開かれます。
皆様のご参加をお待ちしております。
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