5月22日、『広済寺寺報』 第20号 を発行しました。
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今号の内容は、
・初参式が勤まりました
~初参式の様子~
2013年5月21日 初めてのお寺参り~初参式~
・ご門主さま、来年六月ご退任を発表
・念仏奉仕団に参加してみませんか?
・広済寺仏教婦人の集いが開かれました
~仏教婦人の集いの様子~
2013年4月29日 「広済寺仏教婦人の集い」が開かれました
などです。
また、
6月3日(月)・4日(火)に勤まります
永代祠堂経法要
の予定も記しておりますので是非ご覧ください。
『広済寺寺報』 第20号 は こちら から
2013 年 5 月 22 日 8:35 PM |
カテゴリー : お知らせ |
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5月12日午前10時30分より、広済寺において初参式が開かれました。
初参式とは、新たないのちとして生まれた赤ちゃんが初めてお寺にお参りするという儀式です。
赤ちゃんにとって初めての仏縁となるこの儀式ですが、同時に親にとっても、親として生きる出発点であり、子によっていただいた尊い仏縁でもあります。
今回広済寺では、はじめて初参式を執り行いました。
まだまだ不慣れな運営にも関わらず、0歳児から小学1年生まで、9名もの子どもたちが参加してくださいました。
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念珠と式章(首に掛けるもの)のプレゼントの後に、皆でお勤め。
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初参式についての消息拝読の後、
お焼香。
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お祝いのことば、記念品贈呈で閉式。
皆で記念撮影。
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初参式後は、「願いの手紙」と題し、20歳になる我が子への手紙を書くという作業をしました。
両親・家族・様々な方々の願いの中で生まれてきた、新しいいのち。
これからいよいよ苦しくもあり楽しくもある人生を生き抜いていかなければならない新しいいのち。
そんないのちの誕生に際し、生まれてきた子に対する様々な願い・思いを言葉にして手紙にしてもらいたく思いました。
あらゆるいのちは皆、願われているいのちです。
今はまだ小さないのちですが、これから20歳になる頃、様々な願いの中で育ってきたんだということを感じ、生きる力にしてもらいたい。
そんな思いで、この「願いの手紙」ということをしてみました。
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皆さんそれぞれの願いの中で、真剣に手紙を書いてくださいました。
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子どもたちも、将来の自分に対して贈り物。
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手紙を書き終えたら、最後に皆でお斎(食事)をして終了。
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婦人会の方々の協力もあり、まだまだ不慣れな初参式でしたが、なんとか形にすることができました。
お世話になった皆さま、ありがとうございました。
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今回書いてくださった手紙は、お寺にて大切に保管させていただきます。
2013 年 5 月 21 日 5:45 AM |
カテゴリー : 行事報告 |
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5月12日(日)午後7時より、福岡町赤丸の性宗寺にて五位組連研第10回研修会が開かれました。
前半は、福岡町舞谷の永賢寺の若院さんより「領解文」について学びました。
後半の話し合い法座のテーマは、「宗教界から靖国神社の公式参拝に批判があるのはどういうことか」。
ご講師は、福岡町土屋の珉照寺ご住職、山岸智史先生でした。
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靖国神社については皆さんニュースなどでもよくご存知のところです。
ご家族が靖国神社に祀られているという方もおられることだと思います。
この靖国神社ですが、しばしば「ヤスクニ問題」として様々なところで取り上げられています。
今回は、この「ヤスクニ問題」について話し合いました。
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国のために死んだ方々を祀って何が悪いのか!
A級戦犯を分祀すればいい話なのでは?
戦争で亡くなった方々を祀るのなら、原爆などで亡くなった民間人はなぜ祀られないのだろう!
国のために命を投げ出すことを奨励しているように感じる。。。
と今回も様々な意見が飛び交いました。
ヤスクニ問題というのは、一つだけの問題点ではなく、複数の問題点があるので、議論も多岐に渡りました。
戦争で「国のために」戦って亡くなった方を英霊として祀っている靖国神社。
この「国のため」とは何でしょう?
家族のため?
故郷のため?
それとも一部の権力者のため?
往々にして、時の政府が叫ぶ「国のため」という「国」とは、「自分たち権力者自身」のことではないでしょうか。
そしてその「国」には、毎日を懸命に生きている人間一人一人の本当の意味での幸せは考えられているのでしょうか。。。
「人」のために自分を犠牲にできる精神は、確かに尊いことです。
しかし、「人」のために自分の命を犠牲にすることが、それがそのまま相手の「人」の命を奪うことにもつながっていく。
また犠牲にする「自分の命」というのも、「自分だけの命」ではありません。
犠牲が犠牲を、
悲しみが悲しみを生んでいく。
そんな不条理が、戦争なのかもしれません。
誰も人なんて殺したくなんかない。
誰も戦争なんてしたくなんかない。
亡くなっていかれたたくさんの方々の命の上に、今あるこの世界。
私たちが大切にしていくべきなのは、
「いわゆる曖昧な『国』というもののために死ぬ精神」よりも、
「戦争は決してしてはいけない!」という願いを大切にしてくべきではないかと思いました。
広島の原爆死没者慰霊碑には
「安らかに眠ってください 過ちは繰返しませぬから」
とあります。
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私は戦争を知りませんが、
「何があっても戦争だけはダメだ!」
という願いを受け継ぐことこそが、
今の世の中に生きる私たち一人一人に大切なことだと思いました。
次回の第11回連研は、
6月9日(日)午後7時より。
会場は、引き続き福岡町赤丸の性宗寺さんです。
次回もお待ちしております!
2013 年 5 月 18 日 11:00 PM |
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