第2回蓮門会~歎異抄第18条~
5月5日(日)午後4時より、四日市の浄明寺さんにおいて、第二回蓮門会が開かれました。
今回は歎異抄の第18条を読ませていただきました。
仏法繁盛のために寄進する金品の多少にしたがって、成仏する際には身の大小の異なりがあるはずだ
という異義(異なった教義)がとりあげられています。
それに対し、
第一に、仏さまに大小の分量の違いなど定めることなどできないということ。
第二に、いかに金品を寄進しても(布施の行といってこれもまた尊い大切な行いなのですが)、信心が欠けていれば何の意味もないということ。
反対に、わずかな金品しか寄進できなくても、阿弥陀如来の教えに帰依し、大悲の深さを仰ぐならば、それこそが阿弥陀如来の誓願の本意にかなうということ。
をお示しになり、
仏法にかこつけて、世俗的な欲望を果たそうという思いがあるから、こんなこと(今回の異義)を言い出して、同じお念仏の仲間をおどされるのでしょう、
と結んでおられます。
今回は、私たちにも非常に身近な問題だったのではないでしょうか。
ただ、だからといって寄進が滞ってしまえば、このようなお寺の活動もできなくなってしまいますので、今後ともご理解の程よろしくお願い申し上げます
さて、次回の蓮門会は、6月15日(土)、福岡町赤丸の性宗寺さんにて開かれます。
皆さまのご参加をお待ちしております!
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