高岡の仏具作りを見学

10日に、仏具の里を巡る旅「高岡クラフツーリズモ 2013」に参加させて頂きました。

高岡伝統産業青年会の方々が企画してくださり、高岡市の様々な仏具作りの現場をまわらせて頂きました。

鏧(きん)作り。音色の調整など、すばらしい職人技です。

鏧(きん)作り。音色の調整など、すばらしい職人技です。

ご存知のように高岡は銅器が有名ですが、実に日本の銅器生産額の約95%を高岡が占めているのだそうです。

そしてその内の60%を梵鐘や仏具で占めているという、高岡はまさに「仏具の里」でもあったのです。

花瓶作り。一つ一つ手掘りで仕上げておられます。

花瓶作り。一つ一つ手掘りで仕上げておられます。

身近に仏具がありながら、実は全く仏具のことについて知らない私にとって、今回は大変有意義なものとなりました。

製作現場を見させていただくと、仏具の一つ一つに職人技があふれ、職人の方々のこだわり、情熱が伝わって来ました。

銅製品に着色。塗料は一切用いず、様々な技法で銅そのものを変色させます。

銅製品に着色。塗料は一切用いず、様々な技法で銅そのものを変色させます。

また、今までの伝統を継承しつつ、その高い技術をもとにして、新たな製品を提案していっておられます。

高岡のモノ作り職人たちのあふれんばかりの活力を感じさせて頂いた一日でした。

少しの違いで、様々な色目に変わるのだそう。狙った色目を出すのも職人技。

少しの違いで、様々な色目に変わるのだそう。狙った色目を出すのも職人技。

これからは、仏具一つを見る目、ひいてはあらゆる製品(「作品」と呼べばいいでしょうか)一つを見る目も変わってきますね!


仏陀の言葉

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