法語掲示板

広済寺の法語掲示板 その63



 
今回は、
AKBや乃木坂などの
アイドルプロデューサーでお馴染み、
秋元康さんの言葉です。

 
秋元さんは、
あの美空ひばりさんの名曲
「川の流れのように」の作詞家でもあります。

 
 
さて「人生は一筆書き」というのは、
良いこと悪いこと、どんな経験も
必ず今の私につながっている
ということです。

 
たとえ回り道や困難な道
あるいは間違いがあったとしても、
それら一つ一つが
今の私につながっている。

 
歩んできた道の
一歩一歩に意味があり、
だからこそ
人生に無駄なんてことはないのでしょうね。

 
 
一人ひとりの人生です。
同じじゃなくて当たり前。

 
むしろその経験が、
その人にしかない
深みある一筆書きになっていきます。

 
 
曲がってもいい、
ガタついてもいい。

 
必ずつながっていくのだから、
肩肘張らず、
ゆったりと自分なりに、
精一杯に歩んでいきたいものです。

 
全ての出会いを受け入れながらも確かに続く、
しなやかな川の流れのように。
 


広済寺の法語掲示板 その62



 
今回の法語は、
先日亡くなられた
アントニオ猪木さんの言葉です。

 
「元気ですかぁ~!」と、
いつも私たちを
励ましてくれていた猪木さん。

 
一方で、
今回のこの言葉には、
いつものエネルギッシュな猪木さんとはまた違う、
私たちに優しく寄り添ってくれる、
人間・猪木の魅力が詰まっています。

 
 
「迷わず生きる」というのは
カッコいい生き方ですが、
実際はなかなかできることではありません。

 
色々と経験すればするほど慎重になり、
「迷ってしまう」のが私たち。

 
ですが
本当に怖いのは
「迷う」ことではなく、
うつむいて力なく、
下ばかり向いて
生きてしまうことではないでしょうか。

 
 
時に力強く、
時に優しく
私たちに力を与え続けてくれた猪木さん。

 
猪木さんの言葉は、
これからも私たちに
元気を与え続けてくれることでしょう。

 
ありがとうございます。
合掌。
 


広済寺の法語掲示板 その61



 

コロナ禍がなかなか収まりません。

 
ようやく気兼ねなく生活できるかなというところで、
第七波が急拡大。

 
相変わらずの増えたり減ったりの繰り返しに
溜め息が出てしまいます。

 
 
さて、コロナ禍に入って以降、
早三回目の夏休みがやってきました。

 
お寺に集まってくる小学生たちを見ていると、
みんなマスク姿。

 
思いきり遊べる年頃なのに
かわいそうだなと思ってしまうのですが、
当の本人たちはマスクをしながらも元気いっぱい。

 
年ごとに大きく成長しているなあと実感します。

 
コロナ禍で思うようにいかないことも
たくさんあるでしょうが、
その中でも力強く精一杯に生きる小学生たちの姿が
まぶしく見えました。

 
 
私たちも負けていられません。

 
コロナ禍も永遠に続くわけではないですものね。

 
もどかしい中でも、今できることを考え、
コロナ禍を精一杯に力強く生き抜きましょう!
 


仏陀の言葉

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