行事報告

五位組大遠忌団体参拝~第一回~

4月10日(日)から一泊二日で、五位組親鸞聖人750回大遠忌法要団体参拝を行いました。

4月9日から西本願寺で始まった親鸞聖人750回大遠忌法要に参拝するためです。

今回はバス8台での出発となりました。

途中の尼御前サービスエリアで結団式をし、いざ京へ。

京都へは比叡山から入りました。

比叡山は親鸞聖人が若い頃に修業なさったお山です。

今回は東塔の大講堂、根本中堂に参拝させていただきました。

比叡の山を下り、山科を通って蹴上から京へ入ると、インクラインの桜が満開。

写真を撮れなかったのが残念なほどでした。

宿泊先は二条鴨川そばの旅館でした。

鴨川に出るとここも桜が満開。

ベストな時期に本願寺に参拝できたことにお得な気分になりました♪

夕方、比叡山から別動隊として大谷本廟に納骨参拝に行った方々も到着して、夜は大宴会でした。

2日目11日はいよいよ本願寺大遠忌法要参拝です。

本願寺に着くと修復された御影堂は新たに増設された参拝席ですっぽり覆われていました。

御影堂内に入るときも通常時と勝手が違います。

仮設の建物の中に入ると、まるでテーマパークで順番待ちをしているような雰囲気。

ようやく御影堂に入ると内陣がはるか遠くに見えました。

参拝席は全て椅子席で用意されていましたが、その広さに圧倒されました。(その後の帰敬式に隣の阿弥陀堂にお参りしましたがとても大きいはずの阿弥陀堂が大変小さく感じました)

法要終了後、新門様・ご門主様からお言葉を頂戴しましたが、今回の東日本大震災についてお話しになりました。

自分にできることを考えながら生きていく、原発に依存してきた現代流の「豊かさ」をもう一度見つめ直すということが心に残りました。

法要終了後は御影堂の隣の阿弥陀堂で帰敬式(おかみそり)です。

五位組からは144名の方が新たに仏さまのお弟子として法名を受けられました。

お念仏に生きる仲間が増えて、帰りのバスの中では皆で拍手でお祝いしました。

その後、新しくできた龍谷ミュージアムや本願寺周辺を自由散策した後帰りの帰途に着きました。

行きと同じく帰りも尼御前サービスエリアで全員集合して解団式。

夕方の尼御前は二日間のポカポカ陽気とは打って変わっての大変な冷え込みよう。

北国に戻ってきたことを感じさせられました。

こうして無事に本願寺大遠忌参拝を終えることができましたが、この本願寺参拝のご縁でそれぞれに心に思うことがあったと思います。

今も東日本大震災で悲しんでいる方々がいる中で、この思いを大切にしていきたいと思いました。

五位組では親鸞聖人750回大遠忌団体参拝~第二回~を11月13日(日)~14日(月)にも予定しております。

こちらは今回の第一回とは違い80名ほどの予定でいますので希望者は早めの申し込みをよろしくお願い致します。

申し込み用紙は こちら です。

今回参拝させていただいた、この親鸞聖人750回大遠忌法要は西本願寺にて、今月9日から始まりました。

これから来年の1月まで、毎月9日~16日の期間(8月・12月は除く)を中心にその他含め全65日間、計115座が勤まります。

皆さんも是非この50年に一度の大法要を参拝なさってみてくださいね。


蓮門会総会

3日(日)午後3時より、麻生谷の西光寺さんにて蓮門会総会が開かれました。

今年度最初にあたる四月の蓮門会では、毎年総会も兼ねて開いています。

総会(行事会計報告・役員改選等)の後、岡西法英先生に歎異抄の講義をいただきました。

今年度も昨年度に引き続き「歎異抄」を読み進めていく予定です。

3日は第四条を読みました。次回はその続きからとなります。

岡西先生による講義の後は、御堂から広間に移って、お茶やお菓子を楽しみながら本願寺大修復のビデオを鑑賞しました。

大修復の際の様々な伝統技術に皆さん興味津々で見入っておられました。

10日から五位組では西本願寺へ団体参拝を行いますが、修復された御影堂を実際にこの目で見るのが待ち遠しくなったという声をたくさんいただきました。

次回第二回蓮門会は、5月1日(日)午後4時から、四日市の浄明寺さんにて開かれます。

今年度もよろしくお願いします。


六年生お別れ会と募金箱作り

31日(木)午前九時より、広済寺において六年生お別れ会を開きました。

笹川の小学生は全員で9名。

その内の3名が六年生です。

今回はその六年生の3名の内、2名が来れなくなったので全7名でのお別れ会となりました。

まずは仏さまの前に座ってお勤め。

讃仏偈と重誓偈をお勤めしました。

次はゲーム♪

新聞紙を使ったじゃんけんゲームで楽しみました。

お次は卒業お祝いのプレゼントです。

中身はシャーペンでしたicon_idea.gif

中学生になったらちゃんとノートをとりましょうicon_cool.gif

1年生から5年生のみんなにも進級に際しお祝いのプレゼントがありました。
また使ってみてね。

さて六年生お別れ会終了後には、子供たちに今回の東日本大震災のことについて聞いてみました。

「テレビで見た!」、「すごかった!」、「全部流れとった!」

色んな感想が出ました。

「募金箱ちゃ知っとるけ?みんなで作らんけ?」と提案してみました。

用意しておいた空き箱や災害の様子を載せた新聞を見せると、子供たちは一生懸命にハサミ、のりを使って募金箱を作ってくれました。

「この地震の写真ちゃ何の写真け?」「何でこの人ら水無いがけ?」「この写真、家全部壊れとる!」

募金箱の表面に貼る地震の新聞の記事を探す中で、子供たちも色んな疑問や感想を持ってくれて、今日本で実際にどういうことが起こっているのかということが少しは伝わったんじゃないかなと思います。

最後にそれぞれが作った募金箱を手にして仏さまの前で記念写真。

「この募金箱にはお金ばかりじゃなく、生活の中で自分ができること(例えば「無駄な電気を消す」や「毎朝新聞を取ってくる」など)の約束を書いた紙を入れておいてもいいよ」と坊守が付け加えてくれました。

この募金箱を通して子供たちが少しでも思いやりの心を大切にしていってくれたらなと思いました。


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